技術
単純ろ過法との比較
T電力のH火力で既設の「単純フィルター(交換)ろ過装置」とゼオテック社の「荷電凝集ろ過装置」を併設し、単独処理及び両装置同時処理を行った。
上図で、A及びBの出口で、5~15の夾雑物の「100ml中の個数」を計測している。処理前は下図にあるように、266,312個とNAS等級は11級であった。
その後、実運転を開始した結果、以下の通り。
B方式単独では2日間程度でNAS7級に到達している。
A方式単独では倍程度の日数がかかっている。
さらに、今回は、両方式を試験的に比較するために、さらに浄化を継続した。その結果、B方式はろ過フィルターの目の大きさに関わらず最終はNAS1級に到達した。
A方式単独ろ過フィルターの目の関係でNAS7級以下は清浄化されない。