技術
清浄化方法比較
化学的方法
方法 | 特徴と課題 | 乳化油処理の比較 |
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薬品凝集法 | 薬品の組み合わせが難しく、完全除去は難しい。 | 乳化油混入油分の除去も可能だが、再生回収量は60~70%と低く、残りの30~40%は廃ヘドロとなる。 |
物理的方法
方法 | 特徴と課題 | 乳化油処理の比較 |
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静置沈殿法 | 時間がかかる | ほとんど分離は困難 |
遠心分離法 | 廃液部分を捨てるため回収率が悪い | ほとんど分離は困難 |
単純ろ過法 | フィルターの目の粗さ制御が難しい | UF膜という非常に微細な膜を通すため、多くの有効成分を除去してしまい、処理能力が少ないことが欠点 |
荷電凝集ろ過法 | 荷電凝集のレベルで調整が可能 | 薬品などを使用せずに、物理的な方法で乳化油、固形不純物を99.9%以上除去できる。 仕様膜はMF膜による大口径膜を用いるため、有効成分の除去率が非常に少なく、処理量が多い。 |